【速報】マレーシアの出生数が40万人割れ|2025年は4.5%減、出生率も1.5に低下

マレーシア統計局(DOSM)が10月15日に発表した「人口動態統計2026」によると、2025年の出生数は39万6,175人で、前年より1万8,743人(4.5%)減った。合計特殊出生率も2024年の1.6から1.5に低下した。いずれも2025年の年間実績であり、2026年の予測ではない。

出生数は2年続けて減少

2023年の出生数は45万5,761人だった。2024年には41万4,918人へ9.0%減り、2025年も減少した。2023年に一度増えたものの、その後の2年間で計5万9,586人少なくなった。

人口1,000人当たりの出生数を示す粗出生率も、2023年の13.6人から2024年に12.2人、2025年に11.6人へ下がった。人口に対する出生の割合も低下している。ただし、この統計だけで減少の原因は特定できない。

出生数は2021年439,744人、2022年423,124人、2023年455,761人、2024年414,918人、2025年396,175人。
マレーシアの年間出生数(2021〜2025年)。

合計特殊出生率は1.5、州ごとに差

合計特殊出生率は、その年の年齢別出生率が続いた場合に、女性が生涯に産むと仮定される子どもの数だ。2025年の全国値1.5は前年を0.1下回る。その年に女性一人が実際に産んだ人数を表す数字ではない。

州別では、マレー半島東海岸のトレンガヌ州が2.5、北西部のペナン州が1.1だった。全国値だけでは地域ごとの違いは分からない。出生数は住民登録局への登録を基に集計され、未登録の出生は含まれない。

2026年4~6月の出生数も前年同期を下回る

統計局が別に公表した2026年4~6月期の出生数は9万726人で、前年同期より6.1%少なかった。ただし、四半期の減少率から2026年通年の出生数は判断できない。

2025年の死亡数は19万9,807人で、出生数がこれを上回った。出生数の減少は、直ちに総人口の減少を意味しない。次の年次統計では、出生数と合計特殊出生率が引き続き低下するかが確認点となる。

出典を見る(4件)
グラフの出典・集計条件

出典:DOSM「Vital Statistics, Malaysia, 2026」。住民登録局への出生登録に基づく年間出生数。全て実績値。

図:マレーシアの年間出生数(2021~2025年、単位:人)。出生登録に基づく暦年の実績値。2023年に一時増えた後、2024年と2025年に減少した。出典はマレーシア統計局「Vital Statistics, Malaysia, 2026」。

Give us a call

Available from 9am to 8pm, Monday to Friday.

Send us a message

Send your message any time you want.

Our usual reply time: 1 Business day