マレーシアの首都クアラルンプールで11月1日、商業施設「118 Mall」が開業した。政府系投資会社ペルモダラン・ナショナル(PNB)が開発する複合地区「ムルデカ118」の一部で、開業初日は158店舗が営業した。施設側は300店を超える規模を計画しており、店舗は今後も順次増える見通しだ。
ムルデカ118には高層ビル、ホテル、商業施設などが集まる。118 Mallの開業により、この地区で買い物客を迎える商業エリアが動き始めた。
118 Mallの施設イメージ


画像出典:118 Mall公式サイト(2026年11月4日確認)。掲載画像はCGによる施設イメージです。実際の内外装・営業状況とは異なる場合があります。
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300店超を計画、開業時の営業は158店
118 Mallは7階建て。開発を手がけるPNB側によると、開業時点で営業していた店舗は158店だった。施設側が事前に案内していた300店超は、開業初日の営業店舗数ではなく、施設全体の計画規模を示す数字である。
118 Mallの主な出店ブランド一覧
公式サイトと出店事業者向けイベントの発表に掲載された主なブランドを、ジャンル別にまとめた。百貨店や食品スーパーに加え、日系ブランド、飲食店、マレーシアの地元ブランドまで幅広い構成となっている。
| ジャンル | 主なブランド | どんなお店? |
|---|---|---|
| 百貨店 | SOGO | 衣料品や生活用品などを扱う百貨店 |
| 食品スーパー | Village Grocer | 生鮮食品、食料品、日常の買い物 |
| ファッション | UNIQLO、Pomelo、Lacoste | 普段着からファッション衣料まで |
| 靴・バッグ | Onitsuka Tiger、Clarks、Coach、Samsonite | スニーカー、革靴、バッグ、旅行用品 |
| スポーツ | Adidas、Converse、Foot Locker | スポーツ衣料やスニーカー |
| カフェ・喫茶 | Oriental Kopi、ZUS Coffee、8oz | コーヒーや喫茶メニュー |
| レストラン | Nando’s、Absolute Thai、Cili Kampung | チキン料理、タイ料理、マレー料理など |
| 書籍・キャラクター | BookXcess、Sanrio | 書籍やキャラクター関連商品 |
| 家電・デジタル | Best Denki、DJI、Xiaomi | 家電、カメラ・ドローン、デジタル機器 |
| 薬局・日用品 | Watsons、Caring Pharmacy | ヘルスケア、医薬品、美容・日用品 |
| ジュエリー | HABIB、SK Jewellery | 宝飾品・アクセサリー |
| 地元ブランド | Batik Boutique、Kapten Batik、Bayu Somerset | バティックや衣料など、地元ブランドの商品 |
駅と周辺施設を結ぶ立地
118 Mallは、地下鉄MRTカジャン線のムルデカ駅からアクセスできる。施設側は、高層ビル内のオフィス、ホテル、周辺の文化施設などと商業施設を結ぶ複合開発として位置付けている。

8月には、開業に向けた小売事業者の集まりに200社以上が参加した。施設側は、食品やファッションに加え、マレーシアの地元ブランドを紹介するエリアも設けている。
出店判断には営業状況の確認が必要
マレーシアで店舗展開を検討する企業にとって、新たな商業施設の開業は販売拠点の選択肢が増える動きである。一方、開業直後の来場者数だけで、継続的な売上や集客力を判断することはできない。
今後は残る店舗の開業状況に加え、平日と週末の人流、周辺施設の稼働、来店客層などが確認点となる。出店を検討する場合は、施設全体の計画規模と実際に営業している店舗数を分けて見る必要がある。
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地図は位置関係を簡略化した概略図で、縮尺は一定ではありません。所要時間はムルデカ駅からの乗車時間の目安で、待ち時間・駅構内の移動・徒歩を含みません。駅順・接続は118 MallとMRT Corpの公式案内、乗車時間はRome2Rioを基に作成。2026年11月4日確認。
