駐在員・帯同配偶者の就学申請がオンラインに|マレーシア、追加勤務地の許可も対象

マレーシア入国管理局の外国人駐在員サービス部門(ESD)は10月22日、雇用パス(EP)保有者の就学許可と追加勤務地の勤務許可について、2026年11月1日からオンライン申請に移行すると発表した。扶養家族パス(DP)を持つ配偶者の就学許可も、オンライン申請の対象に加わる。

駐在員を配置する日本企業にとっては、複数拠点での勤務や、本人・帯同家族の就学に関する申請方法が変わる。対象手続きは、入管やMYXpats Centreの窓口での書類提出が受け付けられなくなる。

就学許可は駐在員本人と配偶者もオンラインへ

EPは外国人が現地企業などで働くための雇用パス、DPは対象となる家族が滞在するためのパスである。今回オンライン化される就学許可は、これらのパスを持つ人が学ぶ際の手続きだ。

これまでEP保有者の就学許可は、行政都市プトラジャヤのESD窓口へ提出する必要があった。11月からは「ESD Online」の「Sub-Product」メニューで申請できる。DP保有者については、従来は子ども向けだったオンライン申請が、条件を満たす配偶者にも広がる。

追加勤務地の勤務許可も申請方法が変更

追加勤務地の勤務許可も、窓口提出からオンライン申請へ移行する。ESDは、これまでプトラジャヤで書類を提出していた同手続きを、「Sub-Product」メニューから申請できるようにすると説明している。

複数の事務所や事業拠点を持つ企業は、駐在員の配置を検討する際に、この手続きの要否を確認する必要がある。今回の発表は申請経路の変更であり、別拠点での勤務を無条件に認めたり、他社で働けるようにしたりするものではない。

人事担当者は新しい提出方法と必要書類を確認

ESDの既存案内では、EP保有者の就学許可について、雇用主が在職中の就学に異議を持たない旨を申請書面に記載するよう求めている。オンライン化後も、必要書類や対象条件の確認は欠かせない。

一方、公式ダウンロードページには、対象手続きの提出先をプトラジャヤの窓口とする従来の記載が残っている。11月以降の申請では今回の通知とシステム内の案内を照合し、不明点はMYXpatsに確認することが重要だ。今回の通知ではオンライン化後の審査日数は示されておらず、処理期間が短くなると決まったわけではない。

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